【ITA | Brandとは】求人一覧に画像を表示させるIndeedのターゲティング広告

「Indeedの求人一覧に画像付きターゲティング広告を表示する」= ITA | Brandはご存知でしょうか。
日本ではまだ正式サービス提供されていませんが、US版Indeedでは先行して実装されています。また、日本でも一部企業のアカウントがテスト的に運用を開始しています。
なおこのターゲティング広告には「Indeed Targeted Ads | Apply」と、「Indeed Targeted Ads | Brand」の2種類があります。
本記事では通称ITA | Brandこと「Indeed Targeted Ads | Brand」の解説をしていきます。
10秒でわかるITA | Brand
②求職者をターゲティングして広告を表示す
ITA | Brandの日本テスト実装を見てみましょう
2019年3月の時点で、日本においてもテスト運用が確認されました。
実際に見てみるのがわかりやすいと思いますので、画像を交えながら解説させていただきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
このように、
①Indeedで求人を検索
②求人一覧をスクロールして、見る
際に、画像付きで求人が表示されます。
なお、この画像付き求人をクリックすると、下記のようなページに飛ばすことができます。

「求人一覧に画像が表示される広告を表示する」
だけでなく、
「求職者をターゲティングして広告を表示する」
という機能を併せ持っています。
実際にどういう風に表示されたかを確認しましたので、次はIndeedのUS版で公開されている情報(英語)をもとに、説明させていただきます。
Indeed Targeted Ads | Brandの概要

日本においてはITA | Brandというサービス名なご様子なので、本記事ではそちらの名前を以下使用していきます。
応募確率が高いと考えられる求職者をターゲティングし、その求職者に「Mission」、「Culture」、「Benefits」をまず訴求することが目的だそうです。
(一方Indeed Targeted Ads | Applyの方は求職者を求人原稿に誘導します)
英語ですが公式の動画が上がっていますので、こちらをぜひご覧になってみてください。
以下、全てIndeed公式に上がっている情報から訳していった情報になります。
2017年7月にUSにてGoogle for Jobsが公開してから約一年後のリリースです。IndeedよりはGoogle for Jobsの方がGoogle検索結果において上位表示されるので、IndeedはIndeed内でできることを増やして収益増加を図る目的もあるのかもしれません。
(Google for Jobsについてはこちらをクリック)
次のパートからは、画像+日本語解説で実際に流れを見てみましょう。
ITA | Brandを画像で理解する


求職者の
・Location(場所)
・Search behavior(過去どんな検索をしたか、どんな求人原稿を見たか)
・Resume info(Indeed上で登録しているResumeの情報)
をIndeedは参照して、求職者をターゲティングするそうです。

広告部分の拡大です。
・画像
・企業ロゴ
・テキスト
を表示させることができ、興味を持ったユーザーが広告をクリックするとIndeed内で作成した自社採用ページに遷移させることができます。

↑なおスマートフォンだとこういった表示になるそうです。

広告をクリックした求職者は、企業がIndeed内で作成したジ自社採用ページに飛びます。
求職者は企業ブランドを動画で確認することができたり、

画像やテキストなどのコンテンツで企業の風土などを理解することができます。
なお、一旦広告の表示に戻りますが、別の表示方法もあるそうです。↓

Indeed内の自社採用ページに飛ばすのではなく、企業をフォローする、という広告です。企業をフォローすると、求職者は一週間に一度、フォローした企業の新着求人をメールにて受け取ることができます。

Indeed内の自社採用ページに戻りますが、こういった形で求人一覧から仕事を探すことができます。また企業レビューの確認もできます。

アナリティクス機能があります。
・企業ページのPV数
・ブランド広告のエンゲージメント
などの数値を確認することができます。

・適切な求職者をターゲティングする
・引き付けるメッセージを適切な求職者にリーチさせる
・求職者を応募まで結びつける
のがITA | Brandの目的だそうです。
Featured Employerと何が違うの?

ぱっと見似てますよね。おおざっぱに分けると
◇ITA | Brand
・ターゲティング広告
・画像を表示できる
・求人一覧に特定の求人は表示できない
◇Featured Employer
・ターゲティング広告
・画像を表示できない(企業ロゴは表示できる
・求人一覧に特定の求人の表示はできる
という形で違います。
ITA | Brandは日本には来るのか?
来ます。テスト実装が行われているもの理由ですが、その他に、Indeedのサービス一覧にあるサービスが少しずつ日本に来ているからになります。日本になかったが最近実装された機能として代表的なのは、
・Featured Employer
・Company Pages(Indeed内自社採用ページ構築)
ですね。
これらは全て求職者が仕事を探しやすくするためというIndeedの思想に基づいて実装されていますから、同じ思想のIndeed Targeted Adsが日本で実装されない方が逆に不自然です。
2019月8日時点でUS版ではまだbeta版であることに加えて、日本へのローカライズの問題があるのでまだ少し時間はかかるかと思いますが、個人的な予想では2019年8月ぐらいまでには日本でも正式に使えるようになるのではないでしょうか。
まとめ
Indeed Targeted Ads | Brandは求職者データを使用して求職者をターゲティングするので、使用すれば応募数の上昇が見込める可能性があります。
さらに、応募数の上昇に加えて、より求職者データを考えて広告配信するので、マッチング率の上昇にも繋がる可能性があります。
Google for Jobsが日本に来た場合はそれなりの数のユーザーはGoogle for Jobsに流れると予想されます。(Google for Jobsの方が上位表示されるので)
ただ決してIndeedを軽視してよいわけではありません。真剣に仕事探しをしている求職者はGoogle検索の数ページ目まで見ます。ゆえに、Google検索結果の1ページ内に表示されるIndeedも変わらず大事なので、引き続きIndeed対策もしっかり行いましょう。
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