ちょくルートMagazine

2019/02/04

エンジニア転職活動、約6割が「2回以上転職」を経験している

エンジニア転職活動、約6割が「2回以上転職」を経験している
株式会社ライボはエンジニア職の転職の経験者を対象とした「転職活動調査」を実施しました。

◆調査概要
調査対象:転職活動の経験があるのJobQ登録会員
有効回答:203件
調査期間:2019年1月21日~1月24日
調査方法:Web上でのアンケート

2回以上転職するエンジニアは64.3%

エンジニア職の2回以上の転職は64.3%に対し、エンジニア以外の職種の2回以上の転職は47%と17.3ポイントの差がありました。

エンジニア以外の職種についての内訳は公開はされていませんが、非エンジニアと比較し2回以上の転職傾向があるようです。

エンジニア職の転職活動の期間は3ヶ月以上6ヶ月未満が最多

転職活動開始から内定するまでの期間について、
3ヵ月以上6ヵ月未満で検討するエンジニアが42.9%に対し、非エンジニアは30.6%検討する結果となりました。

エンジニアは転職活動を3ヵ月以上1年未満で検討しているようです。

また、エンジニアの転職検討期間が6ヵ月以上1年未満が10.7%、1年以上が5.4%に対し、非エンジニアは6ヵ月以上1年未満が15.9%、1年以上が7.0%となっています。

半年~1年以上かけて転職を行う傾向にあるのは、エンジニア以外の職種ということで、エンジニア職の転職を検討する割合に対し、6.8ポイントの差がありました。

エンジニアは非エンジニア職と比較し「人の紹介」経由で転職する傾向が高い

転職活動で活用した手段については、転職エージェントや転職サイトなどの転職サービス以外で利用した手段について調査しています。

転職の手段を、エンジニアが「人の紹介」43.2%、「会社の採用ページへの直接応募」40.5%を活用したのに対し、エンジニア以外の職種は「会社の採用ページへの直接応募」36.4%が最も多く、続いて多かったのは「人の紹介」30.7%でした。

非エンジニアに比べて「人の紹介」で転職したエンジニアは12.5ポイント回答者が多い結果となりました。

アンケートの中で、エンジニアのアウトプットに対する評価を元にオファーが届く「findy」「scouty」、また年収入札型のスカウトサービス「転職ドラフト」など、幅広い採用サービスの活用がみられました。

これは、エンジニアの転職活動において、人の紹介で転職先が決定したうえで、業務委託や副業等で低頻度から業務に関わてから正式な転職の意思決定をするケースが増えていることからだと考えられます。

そのため、焦って転職先を決定する必要がなく、逆に時間を必要以上にかけて転職活動する必要もないことがわかります。
 

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