株式会社ワークポートは、全国の転職希望者とSNS利用者255人を対象に、
【上司との関係】についてアンケート調査を行いました。

■調査概要
調査内容　：上司との関係について　　　　 　　　
調査対象者：当社利用者とSNS利用者
有効回答　：255人　　　　　　　　　　　　 　
調査期間　：2019年1月9日～1月25日

現在の上司は尊敬できる人かとの問いにたいして、69.8%が「いいえ」と回答。

約7割が上司を尊敬できない、と感じながら仕事をしていることがわかりました。

尊敬できないと思ったエピソード

「話を聞いてくれない」（30代・男性・営業）
「自分の保身しか考えない」（40代・男性・コンサルタント）
「気分によって態度がコロコロ変わる」（40代・女性・事務）

尊敬できないとされる上司の特徴として
「部下の意見を聞かない」「感情的」「自己中心的」が挙げられる結果になりました。

上司への不満が転職理由となったのは75.3%となりました。

約7割の転職希望者は、上司と良い関係を築くことが難しかったようです。

上司が尊敬できると回答した人のエピソード
「傾聴・共感の姿勢で話を聞き的確で具体的なアドバイスをくれる」（30代・女性・事務）
「守ってあげられるところは全面的に守ると言ってくれた」（40代・男性・営業）
「自分のミスを感情的にならず冷静に注意し成長を促してくれた」（30代・男性・接客販売）

尊敬できる上司になるためには、「部下の話を聞いて意思疎通できる力」「感情的にならず冷静に指導できる力」「部下を守るため些細な変化に気づける広い視野」が求められるようです。

現在の上司を尊敬できると回答した人に、尊敬できると思ったエピソードを聞いたところ

「傾聴・共感の姿勢で話を聞き的確で具体的なアドバイスをくれる」（30代・女性・事務）、
「守ってあげられるところは全面的に守ると言ってくれた」（40代・男性・営業）、
「自分のミスを感情的にならず冷静に注意し成長を促してくれた」（30代・男性・接客販売）
「手柄は他人に、失敗は自分が」と言う上司（30代・男性・運輸）
「 新人、ベテラン関係なく気配りができる」（30代・男性・機械系エンジニア）
「社員の体調や悩みに対して常にアプローチしていた」（30代・男性・企画マーケティング）

尊敬できる上司になるためには、「部下の話を聞いて意思疎通できる力」「感情的にならず冷静に指導できる力」「部下を守るため些細な変化に気づける広い視野」が重要になってくると考えられます。

逆に、尊敬できない理由としては以下があげられています。
「主観でしか物事を語れない」（20代・女性・公務員）
「仕事の失敗を部下のせいにしていた」（20代・男性・警備員）　　　　　

上司の立場だったら自分は優秀な部下だと思うかと質問したところ、34.9%が「はい」、65.1%が「いいえ」と回答しました。

自分を優秀な部下だと思わない理由については2パターンあり、自分の実力不足を理由にしたものと、「上司の言うことに常に従うことはない」というような自分の上司に対する態度を理由にしたものに大きく分かれました。

また、自分を優秀な部下だと思うという理由では、仕事の成績・成果を理由にしたものと、
「上司の苦手な部分をそっとカバーしている」というような上司との関わり方を理由にした2パターンにわかれたようです。


部下として優秀か否かを判断する際は「仕事の成績や成果」と「上司との関わり方」が重要になってくるようです。


 

＜働くみんなのホンネ調査＞現在の上司を尊敬できない人が約70%！良い上司と部下の関係を築くためには…？