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2019/03/12

2019年2月 転職求人倍率 2.13倍、2019年度も転職市場は活況の見込み

2019年2月 転職求人倍率 2.13倍、2019年度も転職市場は活況の見込み
転職サービス「doda(デューダ」は、2019年2月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しました。

2019年2月の転職市場の概要
・2019年2月の求人倍率は、2.13倍(前月比±0pt/前年同月比-0.40pt)。
・求人数は前月比102.4%、転職希望者数は前月比102.4%。
・求人数は前年同月比103.7%、転職希望者数は前年同月比123.1%。
・求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。

求人数、転職希望者数ともに前月比で増加。転職希望者は、年度末に合わせて動きが活発に

デューダ調べ

2月の求人数は新年度に採用予定のポジションの募集を前倒しする企業が出始めたため増加し、
2018年10月以来、四ヶ月ぶりに最高値を更新しました。

転職希望者数も年度末のタイミングで退職を考える人が多く、前月比で増加しました。
求人数と転職希望者数の増加幅が同じだったため、求人倍率は先月と同じ2.13倍となりました。

2018年度の転職市場は、求人数の増加に比して、転職希望者の増加幅が大きかった影響で求人倍率は下降傾向でしたが、実態は転職希望者にとって良い市況が続きました。

実際の転職事例をみると、未経験職種へ転職ができたケース、年収が上がったケース、年収を維持したまま残業時間が減ったケースなど、希望通りの転職先に出会えた人が前年より増えています。

2019年度は、経済状況がやや不透明ではあるものの、中途採用への期待が高い企業は多く、求人数も多い状態が継続する見込みです。(doda編集長 大浦 征也)

デューダ調べ
デューダ調べ

業種別にみると、「その他」を除く8業種のうち「金融」「サービス」「商社・流通」「IT・通信」「メーカー」「メディカル」の6業種で求人数が増加しました。

求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前月比106.7%)、「サービス」(前月比104.3%)でした。

職種別では11職種のうち「技術系(化学・食品)」「営業系」「技術系(電気・機械)」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(メディカル)」「クリエイティブ系」の7職種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「技術系(化学・食品)」(前月比106.4%)、「営業系」(前月比104.8%)でした。

転職求人倍率レポート(2019年2月)

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