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2019/06/14

専門家は、音声検索が上位3つのオーガニック検索結果と結びついていると指摘する

専門家は、音声検索が上位3つのオーガニック検索結果と結びついていると指摘する
SMX Advancedで発表されたSEMrushの調査によると、音声性能の鍵は、高いSERP配置、サイトのスピード、コンテンツの読みやすさ、高品質のバックリンクだそうです。

※本記事は下記記事の日本語訳になります
Experts tout voice search as study ties answers to top 3 organic results

ニュース概要

新しい調査によると、Googleの音声アシスタントが提供した回答の80%が、検索エンジンの結果ページの上位三つの結果から来ていました。

さらに、検索結果の60%がスニペット、70%がSERP機能からのものでした。

SEMrushが実施したこの調査は、6月5日(水)にシアトルで開催中のSMX Advancedで発表されました。

音声結果をSERPと相関させることに加え、SEMrushは、応答時間と音声結果としての使用との間に共通の関連性を発見しました。

“音声の意図に合わせて段落を最適化する場合は、話す言葉を42語程度になるようにしてください。”SEMrushのグローバルマーケティング責任者であるOlga Andrienkoは、カンファレンスでのプレゼンテーション中に語りました。

この調査ではまた、平均的な音声検索の返答は15歳の子どもに理解できるレベルであることも分かりました。

SEMrushは、 「Xiaomi Redmi6Android Phone」 で使用されている 「Google Home」 「Google Home Mini」 「Google Assistant」 の三つのデバイスでの5万件を超えるクエリを分析したと述べました。

技術的なSEOの面では、SEMrushは実に大多数の検索結果でスキーマが使用されていることを発見したが、「Google Home」 搭載端末から得られた回答の36%にはスキーマがまったく含まれていなませんでした。

"特定のスキーマが働いていない場合もありました。"とAndrienko氏は述べました。

一方、ページ速度では働きます。回答に使用された大部分の結果は、SERPの平均ページよりも著しく速くロードされることをSEMrushは発見しました。

またバックリンクは同じように重要でした。音声アシスタントの回答にはバックリンクのアンカーとタイトルキーワードがより関連していることをSEMrushは発見しました。

音声検索ユーザーの上昇に対応するため、音声検索の回答に関連があることが示唆される高いSERP配置、サイトのスピード、コンテンツの読みやすさ、および高品質のバックリンクがSEOに重要となってきます。SEO担当者たちはすでにこうした要素に合わせて最適化しています。

音声検索のビジネスケース

“SEOにとって音声検索の最適化はそれほど劇的ではないかもしれないがマーケティングやビジネスのために音声検索を真剣に考えなくてはならない。”Ignite VisibilityのCEO、John Lincoln氏は述べました。

マーケティング担当者はまず、"これによって利益を出すことができるのか?投資に値するか?"といったように、音声検索に関するビジネス目標を設定する必要があります。"とSMX Advancedで彼が語っています。

答えがイエスなら、次のステップは戦略を固めることです。通常の検索結果に対し音声検索を選ぶにしろ、連携するシステムを選び、データをまとめ活用しましょう。

Lincoln氏は、SEOは、音声アシスタントのための行動やスキルを身に付けることができるGoogle所有の開発ツールであるDialogue Flowに慣れるべきだと提案しました。

Eコマースならよりアマゾンへの対応を進めたり、パブリッシャーならGoogleへの対応を優先して進めたりと、どの立場によるかによって取るべき行動が変わってきます。

まとめ

求人検索において音声検索は、そこまで機能していません。iPhoneで実際にSiriでやってみたのですが、期待した結果はでませんでした。

とはいえ、上記GoogleによるGoogle for Jobsの公式動画では「Jobs near me」と検索しているので、将来的には音声検索の回答としてGoogle for Jobsを表示させることはありえると考えます。

いつ対応するかはなんとも言えないところがありますので、とりあえず早めに対応しておくことに越したことはないですね。

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