ちょくルートMagazine

2018/07/18

「採用費0円!」ほとんどの企業ができていないハローワークから応募される求人の書き方とは

「採用費0円!」ほとんどの企業ができていないハローワークから応募される求人の書き方とは
「ハローワークからは自社にマッチする応募者が来ない・・」「せっかく入社してもすぐ辞めてしまう・・」など、ハローワーク経由では採用につながる可能性がないとあきらめていませんか。実はそのミスマッチ、自社で招いている可能性があります。
ハローワークに掲載している求人原稿内容は、求職者に魅力的にうつっていますか?
指定される求人申込書フォーマット内でも、ほかの求人原稿より差をつけることができるのです。

ハローワークの求人票通りに書いても絶対応募が来ない

ハローワークに求人掲載をするためには、求人票を提出しなければなりません。ですが、その求人票どおりに必要事項を掲載しても、応募は来ないと考えた方が良いでしょう。
ハローワークは条件項目のフォーマットがしっかりと決まっており、差別化しにくいからこそ、備考欄などにアピールポイントの追加をすべきなのです。備考欄などのテキスト記載ができる求人票の20欄、21欄を空白にするのとしないのでは、求人の内容にグッと差がつきます。

備考欄にさらに求職者に伝えたいことを書けば、求人を掲載する企業のほとんどが空欄の求人を掲載しているので、求人内容が充実している印象を与えられるのです。

大企業でない限り、当該箇所は埋めた方が理想です。限られた文字数の中となりますが、その他企業の求人ではほぼやっていないことなので、トライしてみましょう。

求人票に書く内容は、スマホに誘導することを目的に

URLは掲載してはいけませんが、「“○○ △△”で検索してみてください」というように、自社の採用サイトへスマホでさらに検索してもらえるように誘導していきましょう。
そもそもハローワークの求人票で伝えられることは限られています。必要最低限の情報しか掲載されていない求人に、「意欲的に応募する」ということは求職者目線に立つとかなり難易度がある状況なのです。
なぜスマホに誘導するのかというと、応募に繋がるからです。職場の雰囲気や一緒に働く人の声などの採用コンテンツは、ハローワークの求職票だけでは表現しきれません。
だからこそ、実際に求職者目線で知りたいことを思い浮かべながら、求人票を仕上げていきましょう。

求人票に書く内容に企業目線はいらない

どのような人を採用したいのか、その人向けにメッセージを書く必要があります。
備考欄に書く内容が箇条書きだと、どうしても条件的な内容にしかふれられないため、求職者に原稿を読ませるインパクトは与えられません。

例えば箇条書きで書くのか、メッセージとして伝えるのかで、求人原稿をみた印象は全く違ってきます。何度も言いますが、ハローワークの求人原稿内にメッセージで表現している企業はほとんどありません。求職者目線の原稿が少ないので、文字数が多いだけで丁寧な企業だ、と印象づけられる可能性すらあります。

例えば【マンション清掃員の求人】備考欄に仕事についての追加情報を書くとします。
【箇条書きでの求人メッセージ】
・未経験大歓迎
・体力的に心配な方でもできる仕事
・1名勤務
・研修が充実
【求職者目線の求人メッセージ】
自分のペースで仕事ができる1名勤務のマンションに配属します。
共用部分の清掃が主な仕事のため、清掃現場への移動がなく体力的に心配な方、初心者でも安心して働けます。研修が充実しており、入社後5日間、本社及び現地研修を行うので清掃業務の経験は不問です(時給はそのまま)
伝え方によって、応募したい気持ち、または求人に対する安心感が変わってくるのではないでしょうか。
限られたスペースを有効に使うことは応募にもつながるため、ハローワークに掲載する求人内容を見直してみてはいかがでしょうか。

求人原稿を定期的に更新する

求人の更新日が古いままだと、見られにくいデメリットがあります。「こんなに長い間求人があるなら、ブラック企業なのかもしれない」「すぐ辞めてしまうから常に求人を出しているのではないか」と、求職者に不安を与えることにもなりかねません。2週間に1回の更新は難しくとも、できれば1ヶ月に1回の更新はしたいところです。求人の掲載期間が応募のネックになることは極力避け、新着求人にあげて見られる可能性を高くしていきましょう。

まとめ

ハローワークの求人では、決まったフォーマット内で求人情報を記載する必要があるため、求人広告ではアピールできていることの半分も伝えられません。そこで備考欄などの空欄に、いかに求職者が応募したくなるような情報を、詰め込めるかというのが重要になってきます。

これまで求人原稿の内容は広告の営業マンに任せていたため、「求職者が応募したくなるような伝え方が分からない」など、書くことが難しいと感じる採用担当者もいるでしょう。
求職者がつい応募したくなるような求人メリットについても紹介しています。

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