ちょくルートMagazine

2018/05/31

【対談】現役女子大生に聞く!「こんな会社に入りたい♡」

【対談】現役女子大生に聞く!「こんな会社に入りたい♡」
ちょくルート編集部の星野です。
みなさん、人、採れてますか?

毎年なかなか人が集まらず、
採用で苦戦する企業も多いのではないでしょうか。

今の就活生は何を基準にエントリーしているの?
どんな企業なら入りたいと思うの?
そんな現役女子大生の本音をお届けします。

充分に採用が出来ている会社の方はニヤニヤしながら、
あんまり採用が上手くいってない会社の方は真面目に読んで頂ければと思います。

という訳で、現役JD(女子大生)の妹を召喚

(・∀・星)「そこでうちの妹です」


(^ω^妹)「妹です」

妹(21)
文系私大の四年生。
焼肉屋とビアガーデンのバイトを掛け持ちするパリピ(元気な人)。
頭はそんなに良くないが愛嬌はあり、サザエさんの花沢さんみたいな声で喋る。
五月頭に上場企業から内定をもらい、踊り狂って喜んでいた。

どうしてその会社を選んだの?

(・∀・星)「めっちゃ行きたい会社から内定もらったーって言ってたけど、
もうそこに就職先決めたんだよね?」


(^ω^妹)「うん!行きたいとこから内定出てるのに就活続ける意味も無いしね」


(・∀・星)「人材系の広告とか作ってる会社だって言ってたけど、
そんな会社いくらでもある訳じゃん?なんでその会社が良かったん」

妹が内定をもらった業界
人材系の上場企業

事業内容
求人媒体運営、求人広告制作

支店数、規模感
都内に本社含め2つのオフィス有り、社員数600名程度

(^ω^妹)「とにかく人が魅力的だったからかなー。
面接してくれた人も含めて、まじであの会社の人全員好きになったもん」


(・∀・星)「全員」


(^ω^妹)「いやこれまじで」


(・∀・星)「具体的にその人達の何がそんなに良かったの?」


(^ω^妹)「ちゃんとこっちの事を知ろうとしてくれてる姿勢かな。
コミュニケーションしっかりとろうとしてくれてたっていうか、
その会社自体が真面目に人を採ろう!育てよう!って盛り上がってた。

具体的にどんな事業や業務をやってるのかも超丁寧に教えてくれたし、
そこそこの規模の会社なのに途中から私の顔とか覚えてくれたし、
内定くれる前からすごく良くしてくれて、どんな部署に入りたいか
ヒアリングしてくれたり、社内イベントで去年はこんな事やったんだよーとか
写真たくさん見せてくれたり。就活じゃないみたいだった」


(・∀・星)「すごい・・・!
てっきり『上場してるから』って理由だけで会社選んだのかと思ってた」


(^ω^妹)「そんな適当な基準で会社選んでる人なんか滅多に居ないでしょ〜。
結果として私が内定承諾したのは人材系の上場企業だったけど、
同じ人達で構成されてる組織だったら正直業種とか関係無く入社したい。
林業でも農業でも、まじで何でもいい」


(・∀・星)「会社の事業より人に惚れたって感じなんだね。
良い会社に巡り会えたようで姉としても嬉しいわ」


(^ω^妹)「んだんだ」

※ブンブンハローユーチューブとか言いながらビールを振っている。サッポロのロング缶私のだしやめてほしい

「ここには行きたくないなぁ」って思ったのはどんな会社?

(・∀・星)「ところで、他の会社は面接の雰囲気とか違ったの?」


(^ω^妹)「全然違う!会社によっては面接官がとにかく怠そうにしてたのが傷ついたし、
業務〜〜〜って感じで事務的な対応された事もあったなぁ」


(・∀・星)「うわぁ・・・最初から落とす気満々なのを隠さないって事か」


(^ω^妹)「それもよく分かんないんだよね。
そんな感じの最終面接が何社かあったんだけど、それで内定出てた所もあって。
圧迫面接ってほどじゃないんだけど、嫌な気持ちで終わったなー」


(・∀・星)「謎すぎる・・・こっちは仕事探しに行ってるだけなのに・・・」


(^ω^妹)「ふつーに蹴ったけどね。
特に上場企業は『うちの会社は上場してるんだから就活生には認知されてるし、
事業内容とか細かい所まで知ってて当然でしょ!』ってオーラ出してくる所が
何社かあった」


(・∀・星)「ドヤァって感じ?」


(^ω^妹)「両手両足の指全部一気に突き指すればいいのにって感じ」


(・∀・星)「JDこっわ・・・
それはそれとして、歴史があってそこそこ規模の大きい会社ほどそういうプライド
みたいなものはありそう。悪い事じゃ無いとは思うけど」


(^ω^妹)「でも就活してみて分かったけど、認知されてる(=会社名を広く世間一般に知られてる)会社なんかまじでほんの一握りじゃない?」


(・∀・星)「確かに上場企業名リスト見せられても9割方分からないかも・・・
特にBtoB企業とか、そうそう認知までいかないような」


(^ω^妹)「就活生が企業研究するのはもちろん必要だと思うよ。
でも『上場してる事』に胡座をかいて適当な採用するような会社は
適当な人材しか育たないんじゃないかなって。
そうなるとゆくゆく会社自体の成長も止まって傾いていくだろうし、
そしたらわざわざそういう会社に入る理由も無いかな・・・って思っちゃう」


(・∀・星)「結局人って会社組織の血液みたいなものかもしれんね。
きちんと採って育てて廻していかないと、どこかで壊死しちゃう」


(^ω^妹)「会社の雰囲気とか環境が一番大事だよね。
もちろんみんな業種や職種である程度絞り込むんだろうけど、
超一流有名企業で高収入でも、社内がギスギスしてたら絶対すぐ辞めるし・・・

そしたら一時的にどんなに高収入だろうと長い人生で見たら何の意味も無いし、
だったら全く知名度無くても和気藹々としてて、しっかり育ててくれそうな会社が良いに決まってる。
実際そういう会社を就職先に選んだし、
今やってるバイトだって他のメンバーが神だから四年間も続けられてる」

採用だって結局、人と人とのコミュニケーション

いかがでしたでしょうか?
たかが採用、と思っているとなかなか人を採用出来ず、
会社自体の存続にも関わってくるかもしれません。
今の大学生は私達大人が思っているよりもずっとしっかりしています。
彼ら一人一人としっかりと向き合う事こそが、人材確保への最短ルートです。

・会社の知名度が無くても、会社(=会社メンバー)を好きになって貰えれば採用出来る
・採用に対する「真剣度」は求職者にも伝わっている
・求職者に事務的な接し方をしていると新しい人材は寄ってこない
・求職者があなたの会社の事を知ろうとしているように、
 会社も求職者の事を知ろうとする姿勢が大切

求人・採用に関すること、まるごと相談にのります!

採用でお悩みのご担当者様、 どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

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