看護師の派遣・単発案件のある派遣会社9選！働き方のメリットも紹介

看護師としての働き方の選択肢に、派遣や単発バイトがあります。

看護師は正社員や契約社員の募集が多いため、派遣、単発でどのように仕事を探せばよいのか悩みがちです。

派遣や単発として働きはじめるためには、看護師の求人を豊富に取り扱っている派遣会社を見つけることが大切です。

本記事では派遣で看護師が働ける職場や、派遣のメリット、デメリットについて解説します。

また、仕事が見つかりやすい派遣会社9選もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

派遣や単発バイトの看護師が働ける職場

看護師として派遣や単発バイトで働くためには、派遣や単発バイト雇用のある職場を見つけなければいけません。

一般的に、看護師は労働者派遣法（労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律）によって、派遣での雇用が禁止されています。

しかし、次の場合は派遣雇用が認められています。

• 紹介予定派遣（正社員登用を前提とした派遣）
• 病院、診療所（介護老人保健施設または在宅医療を含む）以外の施設
• 社会福祉施設でおこなわれる業務
• 産前産後休業、育児休業、介護休業中の労働者の代替業務
• 都道府県に認められた、へき地、離島の病院及び地域医療業務

いずれかの条件を満たしていれば、派遣や単発バイトとして就業できる可能性が高いです。

職場は病院やクリニックに限らず、検診センターや介護老人保健施設など豊富な選択肢があります。

なお、有料老人ホーム、デイサービス、特別養護老人ホーム、社会福祉施設、保育園は医療機関に該当しないため、派遣雇用が全面解禁されています。

病院やクリニック

病院やクリニックは、派遣や単発バイトを探す看護師にとって最も選択肢の多い職場です。

労働者派遣法の派遣雇用禁止に病院と診療所が含まれているため、病院における派遣や単発バイトの看護師雇用が違法なのではと心配する方もいるでしょう。

実際のところ、病院やクリニックにおける派遣雇用は、次のいずれかの条件に該当している必要があります。

・産休代替
・紹介予定派遣

働いている看護師が産休や育休に入っている期間中は、その労働者の代替として一時的に派遣雇用で働くことが認められます。

もしくは紹介予定派遣として働く場合も派遣雇用が可能です。紹介予定派遣は一定期間を経て直接雇用に切り替えることを前提にした働き方です。

いくつかの制限はあるものの、産休や育休中の看護師の代わりに働ける派遣社員を探している病院は少なくありません。

ただし、確認を怠ると法律に抵触する可能性があるため、不安なときは派遣会社に相談してみましょう。

検診センター

検診センターは、看護師の中でも人気の高い職場です。

理由は次の4つです。

・夜勤がない
・日曜祝日の休みがある
・身体的、精神的ストレスが比較的少ない
・残業が少ない

病院やクリニックの勤務では、夜勤で生活リズムが狂ってしまったり、休みの日が定まらなかったりの問題があります。

とくに子育てと仕事を両立したい方にとって、子どもの面倒を見ながら夜勤をするのは非常に困難です。

検診センターは病院やクリニックとは異なり閉業時間が定まっているため、比較的安定したリズムで生活を送れます。

また、各職種で検査の担当を割り振られることが多く、ブランクがある方でも仕事に復帰しやすい職場です。

コンサートやイベントの救護室

コンサートやイベントにおける救護業務は、病院やクリニックで働くのとは異なる雰囲気を体験できる職場です。

コンサートやイベントに訪れた観客が不調を訴えた際に、救護にあたります。

看護師として働く場合、通常は医療関係者との交流に人脈が限定されるケースが大半です。

一方、コンサートやイベントの救護室で働くと、他の業種の方と交流するチャンスが増えます。

看護師の仕事を通じてアクティブに人と交流したいと考える方にとって、救護室の業務は貴重な経験になるでしょう。

介護老人保健施設

看護師として介護老人保健施設で働く場合、入居している方々の健康管理が主な業務となります。

介護老人保健施設は、基本的に常駐している医師はいません。そのため、入居者の状態把握や健康管理は看護師の裁量に任されるケースが多いです。

施設によって入居者の健康状態にも差があります。場合によっては、入居者の大半が要介護状態の可能性もあります。

要介護度の高い入居者も含め、全員に健康的な生活を送ってもらえるようサポートすることが介護老人保健施設で働く看護師の役割です。

保育園

保育園は医療機関ではないため、制限なく派遣看護師として働ける職場です。

厚生労働省は保育園ごとの看護師の駐在を促進しており、看護師を1名保育士として雇用していることもあります。

保育園における看護師の主な業務は、園児の体調管理や健康指導です。夏場にプールの授業があるときは、付き添って安全を確保します。

医療の専門知識を活かした予防医療として、食中毒や感染症予防の指導も重要な業務の1つです。

病院やクリニックで勤める看護師に比べると、子どもに焦点を当てた業務が中心になります。

そのため、子どもの様子を観察する視野の広さと、不測の事態にも対応できるような柔軟さが必要です。

子どもとのふれあいが得意な方や、予防医療に関心がある看護師に適しています。

派遣看護師・単発バイトの看護師のメリット

看護師として派遣や単発バイトで働くのには複数のメリットがあります。看護師は派遣や単発バイトであっても好条件の案件を見つけられるからです。

派遣や単発で看護師として働く主なメリットは次の7つです。

・ダブルワークができる
・高時給の求人が多い
・短期のため人間関係が煩わしくない
・いろいろな場所で仕事ができる
・働きたい日を選択できる
・働けるようになるまでの日数が短い
・希望する条件で働ける

各メリットについて詳しく解説します。

ダブルワークができる

副業が一般化した昨今、看護師としてもダブルワークをする方が増えています。

ダブルワークをすると本業の収入に加え副業分もお金が入るため、効率的にお金を稼げます。

シフトに融通の利くダブルワーク先を見つけられれば、本業に支障が出ることもありません。

注意が必要な点として、ダブルワークを禁止している職場の場合、住民税が原因で副業が発覚する可能性があります。

住民税は本業の勤務先が給与から天引きして支払いをしています。副業で年収が上がれば住民税も上がるため、金額によっては勤務先に発覚してしまうことを念頭に置きましょう。

高時給の求人が多い

看護師は国家資格が必要な職業であり、高時給で募集を出している求人が多い点が特徴です。

たとえば派遣看護師として時給1,700円で採用された場合、日勤のみで月収30万円近く稼げます。

高時給で一気にお金を稼ぎたい方にとって、派遣雇用の形態は最適です。

近年では少子高齢化の影響で老人ホームが増えており、医療機関以外にも看護師を必要としている職場が多くあります。

そのため、今後は高時給で条件のよい案件が増えていく可能性が高いです。

短期なので人間関係が煩わしくない

派遣看護師として働くメリットの1つとして、煩わしい人間関係を持たなくてもいい点が挙げられます。

職場では業務のみに集中したいタイプの方にとっては、長期的に付き合いのある病院やクリニックでの勤務はストレスがたまることもあるでしょう。

派遣として働く場合、職場の方からも必要以上の付き合いを求められることが少なく、気軽に働ける特徴があります。

いろいろな場所で仕事ができる

派遣として看護師をすると、さまざまな医療機関や施設で経験を積めます。

1つの場所に留まるよりも広く知識を身に着けたい方や、新しいことをどんどん学びたい方には派遣がおすすめです。

経験を積む目的のみならず、同じ場所で継続的な仕事が苦手な方にも派遣は適しています。

定期的に職場や環境を変えることで、常にフレッシュな気持ちで働けます。

働きたい日を選択できる

派遣看護師には、働きたい日時を自身で決められるメリットがあります。正社員の場合、シフトは病院によって決められることが多く、予定を自由に立てることが難しいです。

派遣看護師の働き方は、子育てと仕事を両立したい場合や、資格取得のために学校に通っている場合にも適しています。

時給が高いため、勤務時間が短くても生活に必要な給与を得ることもできます。自由な時間を確保しつつ働きたい方には派遣がぴったりです。

働けるようになるまでの日数が短い

正社員としての採用に比べると、派遣雇用は働けるようになるまでの日数が短い点がメリットです。

正社員採用の場合、エントリーから面接までのさまざまなプロセスを経てから業務が始まります。

一方、派遣の場合は派遣会社に登録後、希望によっては数日後からすぐに働きはじめることもできます。

なるべく早く収入を得たい方は、ひとまず派遣として働きはじめて収入源を確保しましょう。

希望する条件で働くことができる

派遣看護師の働き方の選択肢は広く、自身の理想に合った働き方を見つけられる点が特徴です。

残業の少ない職場や日曜、祝日が休みの施設もあり、ライフスタイルに応じて最適な形を見つけられます。

また、生活環境に変化にあわせて柔軟に働き方を変えられるのも、派遣看護師のメリットです。

時間に余裕があり、なるべく高い給料を希望する場合は、夜勤のある病棟でバリバリ働くこともできます。

派遣看護師・単発バイトの看護師のデメリット

看護師として派遣や単発バイトで働くと、自身に合った柔軟な働き方がメリットです。

一方で次のようなデメリットもあります。

・派遣期間が長くても昇給しない
・医療行為がない場合が多い
・ボーナスがない
・本業に支障がでることもある
・契約更新の打ち切りがある
・体調不良で欠勤すると収入が減る
・各デメリットについて解説します。

派遣期間が長くても昇給することはない

正社員とは異なり、派遣として働いている以上は昇給を期待できません。

もともと高時給の案件の多い派遣看護師ですが、定期的な昇給がある正社員に比べると収入面で将来的な不安を感じる可能性もあります。

また、派遣の雇用期間は最大で3年と定められていますが、必ず3年間働ける保証があるわけではありません。

長期の派遣雇用であっても、数か月ごとの契約更新が必要です。

契約更新のタイミングで、次回の契約ができないと言われてしまう可能性もあります。

医療行為がない場合が多い

派遣看護師として働く場合、医療行為がない職場につく可能性が高まります。看護師が派遣として医療機関で働くためには制限が発生するからです。

派遣として条件なしで働くためには、有料老人ホーム、デイサービス、特別養護老人ホーム、社会福祉施設、保育園での求人を見つける必要があります。

これらの施設は、予防医療や健康管理にフォーカスした業務が中心になりがちな職場です。

病院やクリニックで担当できる酸素投与の開始、中止、投与量の調節、導尿・尿道カテーテル挿入などの医療行為はありません。

経験を積みたい看護師にとってはデメリットです。

ボーナスがない

派遣看護師は基本的にボーナスがありません。

派遣スタッフの給与には、最初からボーナスや交通費などの手当てが上乗せされた金額が支払われているケースが大半です。

そのため、パートやアルバイトに比べると派遣は基本時給が高く、場合によっては正社員よりも手取りが高額になることもあります。

高時給を得られるとはいえ、ボーナスがない点はデメリットと言えます。

本業に支障がでることもある

ダブルワークで派遣看護師として働くならば、本業とのバランスが重要です。

副業に力を入れすぎると本業に集中できなくなったり、業務に支障を来したりします。

一時的にお金を稼ぐためにダブルワークをする程度なら問題ありませんが、長期化すると体力的に辛く感じる可能性もあります。

本業の様子をみながら、無理のない程度に副業をするバランス感覚が大切です。

契約更新の打ち切りがある

派遣看護師は、1つの職場と最長3年間の契約を締結できます。

しかし、数か月に1度契約更新があるため、確実に3年間働けるわけではありません。

継続して収入を得られると思って働いていても、急な契約の打ち切りで収入を失う恐れがあります。

派遣会社から新しい派遣先を紹介してもらうこともできますが、また最初から仕事を覚えなければならず、ストレスを感じるのもデメリットです。

体調不良で欠勤すると収入が減る

派遣で雇用されている場合は、病気やケガで働けなくなったときのサポートが正社員に比べて少ないです。

正派遣看護師は時間給での勤務が大半であるため、仕事にいけない日が続くとその分収入が減ってしまいます。

病気やケガで長期にわたって仕事を休むと、契約を切られる可能性もあります。

健康に働けているうちは問題ありませんが、突然の病気で生活が不安定になるリスクがあるのは派遣看護師のデメリットです。

看護師におすすめの派遣会社・単発バイト先9選

派遣雇用で看護師として働きたい方は、まずは派遣会社への登録が必要です。派遣会社に登録すると、看護師の派遣求人を出している医療機関や施設を紹介してもらえます。

居住地から通勤ができる範囲の職場や働き方の条件に適した場所を見つけるためには、派遣会社ごとの特徴や長所の理解が大切です。

おすすめの派遣会社を9社ピックアップして紹介します。

• MCナースネット
• マイナビ看護師
• 看護roo!
• ナースパワー
• スタッフサービス・メディカル
• レバウェル看護師派遣
• ジョブメドレー
• パソナメディカル
• スマイルナース

MCナースネット

MCナースネットは、友人紹介実績業界No.1の看護師転職、派遣支援サービスです。

専任のコンサルタントに無料で求人案件を紹介してもらえます。

病院、クリニック、企業、介護施設、健診、デイサービス、添乗、訪問入浴、イベント、コールセンター、実習指導など、さまざまなジャンルの職場から最適な選択肢を見つけられます。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は、求人情報サイト大手のマイナビが運営する看護師専門のサイトです。

マイナビ看護師では正社員を中心に、4万件以上の求人が紹介されています。

マイナビ看護師では、パート、アルバイトの求人も充実しているため、子育てや勉強と両立して働きたい方にもおすすめです。

他にも契約社員や業務委託など、さまざまな働き方の選択肢が用意されています。

看護roo!

看護roo!は、看護師のための転職サイトです。公開求人数は6万件以上で、全国の求人を掲載しています。

看護roo!の特徴は丁寧な求人情報の説明です。職場の雰囲気や仕事内容など、働く前に知っておきたい情報を細かくチェックできます。

看護roo!では、看護師派遣に特化したページが用意されており、派遣看護師として働く際に感じる不安や疑問点を解消できます。

丁寧なサポートを希望する方におすすめのサイトです。

ナースパワー

ナースパワーは、看護師の派遣が充実している求人サイトです。派遣で働きたい看護師が理想の職場を見つけられるよう、派遣先紹介に特化したページを用意しています。

ナースパワーで派遣看護師として働くためには、会員登録と派遣登録をしたあとに、研修を受講します。

派遣で働いた経験がない方でも、安心して働ける仕組みが用意されている点がナースパワーの特徴です。

スタッフサービス・メディカル

スタッフサービス・メディカルは、オー人事が運営する看護師求人情報サービスです。

求人数は9万件を超え、Ｗeb掲載案件数No.1を獲得しています。

スタッフサービス・メディカルでは、派遣看護師向けサービスも展開しており、豊富な求人の中から最適な職場を紹介してもらえます。

医療機関における紹介予定派遣の案件も充実しているため、派遣から正社員になるルートも目指しやすい環境です。

レバウェル看護師派遣

レバウェル看護師派遣は、厚生労働大臣の認可を受けたレバレジーズメディカルケア株式会社が運営する看護師求人紹介サービスです。

実際に働いている方の声が聞ける丁寧なサポートが特徴です。

派遣で働く際に必要な知識を丁寧に解説するページがあり、単に職場を紹介するのみではなく、派遣看護師の働き方へのサポートが充実しています。

ジョブメドレー

ジョブメドレーは医療看護従事者が運営する就職、復職、転職のためのサイトです。

看護師、保健師、看護助手、臨床工学技士、管理栄養士など細かい職種に分けて求人を紹介しています。

医療機関に限らず、保育園や美容クリニックの求人も紹介しています。

契約社員、アルバイト、パート、業務委託の求人情報も掲載しており、理想の働き方が見つかるサイトです。

パソナメディカル

パソナメディカルは、大手人材派遣会社のパソナが運営する医療関連業務の求人情報サイトです。

看護師や保健師など、医療関連業務を幅広く紹介しています。

派遣看護師として新しい分野に挑戦する方へのサポートが充実しており、就業開始後も気軽に不安や課題を相談できる存在です。

また、パソナメディカルで派遣看護師になると、社会保険への加入や有給休暇の取得ができます。

スマイルナース

スマイルナースは、求人掲載数6万件以上を誇る看護師求人情報サービスです。

毎日新しい求人が掲載されるため、選択肢を広くもって職場を見つけたい方におすすめです。

スマイルナースの派遣雇用では、1か月（31日以上）から契約が可能で、週3日以上から柔軟に働き方を決められます。

有料老人ホームやデイサービスなど、看護師としてさまざまな種類の派遣先で働けます。

派遣看護師の3つの働き方

派遣看護師の基本的な仕組みは、派遣会社と契約を結んで派遣先を紹介してもらう形です。

正社員のように病院やクリニックの雇用主と直接契約するわけではありません。

ここでは、派遣看護師の3つの働き方を紹介します。

派遣会社と契約を結ぶ「登録型派遣」

登録派遣型は、まず派遣会社に登録をし、実際に派遣先への就労が確定した段階ではじめて労働契約を結ぶ形態です。

派遣期間がそのまま労働契約期間となるため、派遣が終了するとともに派遣会社との労働契約も解消されます。

登録型派遣では、基本的には短期間の雇用を前提とした派遣が多いため、社会保険や有給休暇などを希望する看護師にとっては不利な形です。

同様の原因から収入が不安定になりやすい傾向にあり、利用者は複数の派遣会社に登録して仕事が途切れないようにしているケースが多いです。

直接雇用に切り替えることを前提とした「紹介型派遣」

看護師が病院やクリニックなどの医療機関で派遣として働く選択肢の1つとして、紹介予定派遣があります。

紹介予定派遣は、直接雇用の正社員に切り替えることを前提とした勤務形態です。

直接雇用のメリットは、双方の合意によって直接雇用に切り替わる点です。

派遣として働いてみて職場の雰囲気が気に入れば、そのまま正社員として契約ができます。

社員を企業に派遣する「常用型派遣」

常用型派遣とは、派遣会社に常時雇用されている働き方を指します。

派遣先で契約期間が終了しても派遣会社との雇用関係は継続されるため、すぐに新しい派遣先を提供してもらえます。

常用型派遣看護師になるメリットは、派遣先との契約が終わって次の職場を探している間であっても、給与が支払われる点です。

派遣看護師や単発バイト看護師として働く際の注意点

派遣や単発バイトで派遣看護師として働くには、契約の内容や派遣の種類を正しく認識することが大切です。

看護師としての将来的なキャリアを視野に入れる場合は、経験が積める派遣先を見つける必要があります。

ここでは、派遣や単発バイトとして働く際の注意点を解説します。

副業でバイトをする場合は規約を確認する

副業で派遣看護師として働く場合は、本業が副業を禁止していないのかを確認しておきましょう。

副業禁止の場合、住民税の支払いで雇用先に知られるリスクがあるからです。

副業での収入も税金の支払いが必要になるため、確定申告の準備も必要です。

勤務日数をたくさん入れすぎない

派遣やバイトとして働く場合、勤務日数や仕事量はある程度自身で決められるケースがあります。

その際、稼ぎたいからといって勤務日数を増やしすぎないように注意しましょう。

看護師は体力的にも精神的にもプレッシャーのかかる職業です。仕事の予定が詰まりすぎていると、心身に負担がかかることもあります。

ダブルワークの場合は、とくに本業とのバランスを大切にしなければなりません。

雇用保険に加入できない場合もある

派遣看護師として働く場合、派遣会社によっては雇用保険に加入できないこともあります。

派遣雇用では福利厚生を受けられないわけではなく、派遣会社の社会保障を受けたり、有給休暇を取ったりできる環境もあります。

ただし、すべての派遣会社で労働者を支える仕組みが整っているわけではないため、事前に雇用契約の内容をチェックしましょう。

まとめ

派遣、単発バイトで看護師として働くメリットやデメリット、おすすめの派遣会社などを紹介しました。

派遣、単発バイトとして看護師をするのは数年前までは法律で禁じられていたため、今でも派遣は違法だと考えている方も多いです。

しかし、医療機関以外の派遣看護師は法律で全面的に解禁されており、医療機関においても条件付きで派遣受け入れが認められています。

自由な働き方が注目される中、派遣看護師としてフレキシブルに幅広い経験を積むこともできます。

派遣会社に登録する際は、規約内容や派遣の種類を事前によく確認してください。

〈参考〉
MC-ナースネット公式サイト
マイナビ看護師公式サイト
看護roo![カンゴルー]公式サイト