ちょくルートMagazine

2018/12/25

現代の採用に適応するために、潮流の変化をまとめてみる

現代の採用に適応するために、潮流の変化をまとめてみる
ライフステージの考え方や働き方の価値観、職業観など、求職者の思考は常に変化しています。
この記事では、就活生の動向の理解、求職者の動向に合わせた採用手法、また企業から積極的にアプローチする方法をまとめています。

現代の採用における求職者の変化

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社による、就業間に関する調査の結果です。状況に応じた意思決定を行う状況観察型が最多であることから、キャリアという考え方が求職者にも浸透している、もしくは求職者はキャリアをより重視する傾向が顕在化した事実を窺うことができます。

大学生・新卒社会人の就業観に関する調査結果 状況を見て最適キャリアを選択したい「状況観察型」が最多

企業が採用面接で重視することがあるように、求職者にも重視する事項はあります。企業がより良い人材を選ぶように、求職者は以前よりも良い環境を選ぶという状況に変わってきています。マッチングという観点から考えれば、以前のような採用では通用しなくなってくるでしょう。現代の求職者が企業に求めるものを窺い知ることができます。

浮き彫りになる採用面接の課題。給与が気になる「求職者」、聞かれたくない「企業」

変化というよりも、求職者にとって選択肢が増えた結果と言えますが、世にあふれる就活サービスの求職者から見た使い方をまとめた記事です。この記事の動き方を参考に、企業に来てほしい求職者にアプローチする方法を考えるのは一つの手段でしょう。

就活生が使い分ける就活サイトの実態、知っていますか?

採用の古今東西

採用方法については、求人の性質によって適する媒体は変わってきます。そのため、選択肢として様々な媒体を知っておく必要があります。

ハローワークの求人は、地元で働きたい人材を雇いたい企業にとっては最適です。充実した求人を掲載し、良い人材を逃すことが無いようにしましょう。

意外な盲点!中小企業にとって『ハローワーク』は必須の採用ツール

今後見込まれる人口減少、それに際してU・Iターンが検討されています。しかし、それを謳うだけでは求職者は集まりません。なぜ求職者がそうするに至ったか、考える必要があります。形式の一つと言えますが、なぜ行うか積極的に検討すべきでしょう。

知らなければ損をする、「U・Iターン採用」のリアル

リファラルリクルーティングとは、いわゆる縁故採用やコネ採用のことです。公募する形よりもマッチング率は高くなりますが、企業側から求職者へ情報提供を積極的に行うことが必要となります。募集内容を明確にしておくことが重要です。

中途採用に最適!リファラルリクルーティングの特徴を徹底解説

採用の過程から他社と差別化を図る動きもあります。非常にニッチな採用ですが、求める人物像が決まっているからこそ可能な手段とも言えます。広く募集してオールラウンダーを集めていく方法と並行して、とがった人材を集めていくことも検討してみましょう。

「なんか変?」な就活方法、2018年の『ユニーク採用』10選

企業から求職者へアプローチする採用

SNSが全盛の現代、活かさない手はありません。デジタル領域に強い求職者を集められるだけでなく、企業の発信ツールとしても有効です。迂闊な行動には注意を払うことが必要ですが、よりマッチングを重視した採用を目指すことが可能になるでしょう。

企業がSNSを採用に活用する方法は?ソーシャル世代へのアプローチ

ソーシャルリクルーティングの有力な活用法

企業から求職者にアプローチする方法の一つとして、スカウト型求人サービスも存在しています。新卒・中途問わず、さらに求職者の属性や業界・専門性に合わせてサービスを選ぶこともできます。用途に応じて使い分けましょう。

【新卒採用編】優秀な学生を採用できるスカウト型求人サービス10選

【中途採用編】優秀な人材と出会えるスカウト型求人サービス7選

採用につながらなかったとしても、将来的な採用につなげる手段は存在します。タレントプールと呼ばれる人材データベースは、社風には合うもののポジションが運悪く無いといった様々な事情でために不採用にせざるを得なかった求職者と、その後も時折連絡を図ることで維持できます。将来的なチャンスも逃さないようにしましょう。

2019年~2020年の採用トレンドを賑わす予感の「タレントプール」とは

【自社採用サイト×タレントプール構築ツール】タレントネットワークとは?

現状の就活状況を振り返ってみました。トレンドを逃さず、求職者の状況を見誤ることなく、自社に適した採用方法を選択していきましょう。

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